スターバックスジャパンの元CEO 岩田さんの講演の復習を少々。
「ミッションや理念のチーム内の浸透具合の確認は、チーム内の言葉で分かる」というのがお説。
私もそう思います。

例えば、顧客第一を標榜している企業の社員さんが、「客」と言っているのを聞くと「ホントの顧客第一か?」と疑問に思うとのこと、「お客様」「お客さん」という言葉になるでしょうというのが、講演のなかでありました。

門前の小僧云々ではないですが商人の家に生まれ、サービス業に就いていた者として「客」という言い方にいささか抵抗があります。

とおなじように、従業員さんのなかでも、アルバイトの方やパートの方を「アルバイト」「パート」と上から目線の言葉が普通に飛び交っている企業が、アルバイトの方やパートの方を大切にしていますといわれても、信じがたいとも言われていました。スターバックスでは、「パートナー」さんと呼ぶそうです。

また、幹部の方がお店のことを「現場」と呼ぶことも禁じておられたそうです。
そして、いわゆる本社のことを、社内的にはお店が円滑に運営できるためにあるのでお店の「サポートセンター」と呼ぶそうです。

一時が万事で、まさに「意識」が「言葉」に現れ、「行動」にも現れると思います。
普段、意識していることが咄嗟の場面で言葉となって現れるわけです。

「言葉」や「行動」で、「意識」を見られていると肝に銘じていきたいと思います。