「ぶれない」「やりとげる」「期待を裏切らない」

先週は、食の生産者さんお二人にお会いすることができました。

「かつおの天ぱく まるてん有限会社」 天白(てんぱく)幸明社長

お一人目は、志摩市大王町波切で、古式燻しの技「手びやま製法」で、かつお節を作っておられる、「かつおの天ぱく まるてん有限会社」の天白(てんぱく)幸明社長です。
天白社長とは20年ほど前にお会いして以来の再会です。

まるてんさんの製品は、高島屋味百選でも紹介され、京都をはじめ全国の有名な日本料理店でも使われるお品です。
高島屋味百選は、全国の老舗や銘店から吟味された商品が並ぶことで有名です。

今は、全国でもトップクラスの製品を、世の送りだしている天白さんですが、ここに来るまでには、そうとうなご苦労を重ねてみえます。

お得意さきからの「安いものならなんでもいいから」の一言で、天白さんのスイッチが入りました。いいものをだすために、それまでのお得意をお断りし、とにかく、お客様を裏切らない製品づくりに専念され、たしかな製品をつくりあげられました。

しかし、たしかな製品が即売れる製品とは限りません。
「人との出会いのおかげで今があります」とのことばどおり、数々のタイミングでいろいろな人に出会われて、その人たちから協力がえられ、今を迎えておられるます。

中でも、高島屋のバイヤーさん、催事販売でお手伝いいただいている販売員さん(マネキンさん)、そしてパッケージなど、クリエイティブをデザインされているデザイナーさんとの出会いが、おおきく「かつおの天ぱく」さんの発展に影響されているお話が印象的でした。
いいものであることを伝えるために、デザインの重要性も語られていました。

 

 

 

 

協力がえられるのは、もちろん天白さんのお人柄かと思います。そしてこれらの方々を裏切らない商品づくり、そして苦しいとき買い支えてくれたお客様を裏切らない商品づくりのお話しが心にのこりました。

伊勢志摩サミットのときには、世界のメディアが取材のおとずれたそうです。うま味の文化が世界に発信されました。

 

 

 

 

予約をすれば、いぶし小屋を見学することができます。

 

 

 

 

この日は、炊きたてご飯をご用意くださり、かつお節ご飯をいただきました。
自分史上、最高の「ねこまんま」であることは間違いないです。

 

「角屋 有限会社角屋」 伊藤 裕司社長

お二人目は、ドイツやオランダでのコンクールで数々の賞に輝き、伊勢志摩サミットでも参加国の政府関係者・大使が滞在されたホテルでも採用された、本格的なハムやソーセージを製造されて、三重県菰野町の角屋 有限会社角屋の伊藤 裕司社長です。

角屋さんは、昭和五年の創業。
伊藤さんの代で、自家製ハム・ソーセージと惣菜をはじめられました。

本場では、一部を除いてソーセージにマスタードはつけないということを教えていただいました。

 

 

 

 

 

プラトンホテル四日市さんで現在開催中の「みえの朝ごはん」北勢フェアでも食べることができます。

角屋製のハム・ソーセージは、本場ドイツでの製法をまもり、ドイツ製のスパイス、アルプス地方の岩塩を使い、当然、合成保存料・着色料、澱粉や植物性蛋白などの増量剤は絶対に使わず作られています。しっかりした素材感と本場の味を楽しむことができます。

 

 

 

 

特にソーセージは我が家でも人気で、ボイルで食べるのですが、ご指定のボイル方法は、「沸騰したら火をとめて5分ほど余熱でボイルする」です。伊藤さんが仰るには、「角屋のソーセージはこの方法が一番」で、実際この方法でいただくと、ほんとに美味しいです。

 

またこだわりのハム・ソーセージを作っているお店ですが、街の精肉店の顔もお持ちです。
もともと、鶏肉のお店がはじまりで、二代目が牛・豚の取扱いを始められ現在に至っています。
こだわりの商品とデイリーの商品との折り合いについてお尋ねすると、「地域の方々に支えれて、今日があるので、(デイリーの商品も)大事にしていきたい。」とのお話しされたのが印象的です。

合計で約30尺近いショーケースで対面販売をされているお店が、地域でなくてはならないお店として存在しながら、こだわりのハム・ソーセージが三重県内はもとより全国からお客さまを呼んでいるお店でもあるわけです。

今月終わりには、角屋製のハム・ソーセージを楽しむイベントがあり今から楽しめです。
※このイベントのチケットは既に完売だそうです。

次回はベーコンの食べ方をお尋ねしてみます。

お二人、社長に共通していることがありましたので、忘れないうちに。

製品づくりのポリシーなど決めたことは、「ぶれない」。
高い壁があっても、できる方法を考えて「やりとげる」。
お客さま、取引先、関係者などを「期待を裏切らない」製品づくり。
お客さま、取引先、関係者などとの出会いと絆を大切にされている。

ブランディングを支援する立場からしますと、この4点がしっかりしていることは、ブランド構築に大きく影響し、しっかりと選ばれ、そして選ばれ続けられる原点かと思います。
どちらの社長もまたお会いしたい経営者の方々です。

かつおの天ぱく
http://www.katuobushi.com/

角屋
http://www.cty-net.ne.jp/~sgl-yuji/index.html