7月というとここ数年、みえこどもの城さんの「キッズおしごとひろば」に行っています。
記録をみると2013年からですので、今年で5年目。

友人の会社(株式会社エストさま)が、出展されたので見学に行ったのがキッカケでイベントを知り、クライアントにブランディングやチームビルディング、そしてCSRの一環にと提案しご出展いただいています。今年は関係しているクライアントの出展日の関係で2日間とも行ってきました。

テーブルセッティングを体験したり、アナウンサーさんや消防士さん、屋根工事は雨樋(あまとい)までつける本格派です。
こんにゃく製造体験では、食品の品質表示シール(原料や製造者の表示)も作成し、こどもたちが自分で製造会社の名称も考えます。

キッズおしごとひろばに行って思うのは、参加する子供たちが、キラキラした瞳で「おしごと」に取り組む姿に、感動します。これを見るために毎年行っているようなもんです。

また毎年行ってみて分かったのは、あたりまえですが参加するこどもたちに常連さん(リピータ)がいること。こんにゃく製造体験では、3回目という「ベテラン」さんもいます。

またこどもたちが、「ものづくり」に興味があることと、そして「だれかのために」という価値観があることにも、学びを感じます。


運営サイドはボランティアの学生さんたちがたくさん参加され、出展企業とみえこどもの城のスタッフさんとが一丸となって、「キッズおしごとひろば」の成功の為にがんばっていることにも感動します。

さて企業にとってこうした活動は、通常の業務に加えて準備に時間を割く必要があり、費用も発生します。これを無駄と考えるのかどうかは、考え方によると思います。
毎年出展企業が増えているこの「キッズおしごとひろば」。今年は2日間で36団体・企業が参加され、毎年参加されている企業のみなさんは、なにか意味を感じておられるわけです。
自社として出展していない立場でなんですが、出展しないと分からない「出展する意味」があるわけです。

個人の価値観が多様化してきている今、マーケティングも昔のままでは成り立たなくなっていると思います。
「キッズおしごとひろば」に参加した生活者が、出展企業や団体のブランドに親しみを感じれば、そのブランドを選び、確実に経済につながるわけで、こうした活動がひとつのマーケティングだと思います。

とはいえ、出展されている知り合いの企業さんは、このイベントにあまりマーケティン的な効果を狙っていないんですよね~ でも業績は好調です。


そして、この掲示をご覧ください。少し前の「キッズおしごとひろば」の、出展者休憩室に掲げられていました。

 

 

 

みえこどもの城
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