「人を大切にする経営学会」中部支部設立/公開フォーラムに参加しました。
坂本会長のお話にはじまり、実践されている企業3社の事例発表をおききしました。

人を大切にする経営学会が審査する「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞は、エントリーするのに厳しい基準があるので有名です。
事例発表された企業は、厳しい基準をパスしエントリーされ受賞されています。いずれの会社も高い付加価値を実現するため、競合にはない価値を作られ、なおかつ効率化をしっかり進めておられます。

事例発表のなかで、浜松の沢根スプリングさんは「スピード」を付加価値とし、競合を圧倒する納品スピードを実現するため、徹底的にIT化をすすめておられます。
社内のサーバーについて構築状況を説明してくださいました。担当者の方から、説明できるのもわかりますが、社長自らしっかり把握されているところに、IT化を通じて効率化をすすめ、なおかつ競合にはない価値を作られることで、「人を大切にする経営」の実現になみなみならない意志を感じました。

また未来工業の山田社長から、これまた面白いお話がたくさん飛び出しました。ご講演される機械がありましたら、ぜひお聴きください。
なかでも生産現場(プロフィットセンター)の効率化は注力されますが、事務作業(コストセンター)の効率化が案外置いてきぼりになっているというお話が印象的でした。

会社の存在意義をあらためて考えさせられます。

 

人を大切にする経営学会
https://www.htk-gakkai.org/