ペルソナとは、あなたの製品やサービスをもっとも喜んでくれるであろう顧客の人物像です。
ブランディングの一環として、特にコンテンツマーケティングを考えるとき、ペルソナは欠かせないと思います。

性別・年齢・年収や趣味・居住エリアなど基本的な情報も大切ですが、特に心の中を探るのが大切では考えます。すでに製品やサービスを提供している場合は、既存顧客の情報・インタビューなどの実在する情報から、ペルソナの心の中を探ることもできます。
できれば、設定したペルソナに合致する人が周りにいれば、その方にもお話をおききするのも、よりペルソナの心の中を探るのに効果的です。

今回、ペルソナ(persona)設定セッションでは、既存顧客から考え女性経営者と設定しました。既存顧客との会話などから人物像を探り心の中を考え、近いものができたかと思います。

あなたが製品やサービスを提供されている立場の方なら、ペルソナに近い方とたくさん交流されることをおすすめします。普段どんなことを考え、何を思って生活しているのか。どんな不満や不安、不足があるのか知ることは、マーケティングの中で必ず活かされます。

以前のマーケティングは、どちらかというと「いかの顧客(獲物)を見つけて買わせるか」といういわばハンティングのようなイメージでしたが、今は顧客との関係性が大切なように思います。
いい関係を構築して、潜在ニーズが健在化されたとき、自分たちの製品やサービスを選んでいただけるようにするのかが大切と思います。

製品やサービスを販売する相手をターゲットといわれ、ターゲットにいかに買わせるかを懸命に考えたりしますが、ブランディングを研究していくと、ペルソナをいかに応援するかにつきると学びました。

以前読んだ本にこのように書かれてました。

ブランドの本質は愛であると考える。
人の欲望の奥底には、”愛したい” と”愛されたい”を持っています。
「愛」は「愛用」につながります。
      黒澤晃 氏著 マーケティングセンスの磨き方 

黒澤氏は次のようにも書かれています。

相思相愛の関係をつくっていく。それがブランディングなのです。
黒澤晃 氏著 マーケティングセンスの磨き方 

今回、ペルソナ設定セッションをさせていただきながら、こんなことを考えておりました。

ペルソナ
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