バレンタインデーの2月14日、ほめ達3級のセミナーに参加させていただきました。
「ほめ達」とは、日本ほめる達人協会が主宰するほめる達人の検定です。

ほめられて悪い気はしないといいますが、職場や夫婦、親子などコミニケーションに
大変いい影響があることが、よく分かりました。

講師は、伊勢市の「ほめちぎる教習所」で有名な三重県南部自動車学校の加藤社長です。
加藤さんは、ほめ達の認定講師でもあり自動車学校で「ほめる」を実践されています。

セミナーの冒頭、「ほめる」効能についてお話があり、
なかでも印象深かったのは、「見えないものが見えてくる」というお話です。

あるものごとに囚われすぎると意識の視野が狭くなり、見えているはずのものが
見えなくなるというお話で、例えば、人は本能的に自分以外の人をマイナスの面から見るようで、
マイナスの面に囚われると、せっかくのプラスの面が見えなくなるということです。
意識してほめようとすると、ほめるところを探さないといけません。
この時点で、プラスの面を探そうとします。これが「ほめ脳」だと分かりました。

セミナーでは、「価値の発見」を練習しました。
短所を長所に言い換えるたり、ピンチのような出来事から価値を発見し
チャンスと捉える練習です。ほとんどの短所は、長所に言い換えるできるわけで
このように考えると、短所の多い人は長所も多いということになります。

加藤社長率いる南部自動車学校さんは、「担任制度」「ほめちぎる教習」「親感謝プログラム」の
3本柱で三重県での不動の入校者数1位を続けれおられます。
少子化に大きな危機感をもたれ、経営理念を作り直すことからはじめて、伊勢市だけでは
なく、県外から入校者を集めるため合宿制度をはじめられました。
宿泊施設などハード面だけではなく、競合する自動車学校にはない付加価値のひとつとして
「ほめちぎる教習」を打ち出しています。
その結果「南部自動車学校は、ほめて伸ばしてくれるから」と入校者数を伸ばされました。
指導員の方々も、ほめ方の研究に力を入れられているそうです。

最後に「ほめ達になると」というお話がありましたので、ご紹介します。
・心の視野が広がります。
・ピンチにしか見えなかった状況の中でヒントを見つけることができ、チャンスと捉えることできるようになる。
・欠点しか見えなかった人の中に、活かせる能力を見つけることができるようになる

周りの人をほめることで、実は自分の思考の癖も変えることができると学ぶことができました。

 

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三重県南部自動車学校
http://www.safety-nanbu.com/

一般社団法人 日本ほめる達人協会
http://www.hometatsu.jp/