広告の効果を検証するのに、なんとなくの体感的なものをもって効果を測ることが多いと思いますが、インターネットでの広告は、細かく効果を検証することができます。

効果検証に必要なこと

効果検証をするのに重要なのは、広告の目的を決めることではないかと思います。
究極の目的は、売上高の向上ということになりますが、そこではなく、売上の向上に貢献する数々の指標がありますので、その指標を目的とします。

計測する数値

例えば、商品やサービスを紹介するwebページへの来訪数(来店数)を増やすことを目的とすると、この来訪数を指標と考えます。
一般論ですが、WEB通販の場合100件のアクセスで1件の注文が発生するといわれていますので、仮に100件の受注目的とすると、10000アクセスを集めることが必要になります。
この10000アクセスを目的とすると同時に、いくらの投資額で、 10000アクセスを集めるかを考え、最終的には1アクセス当たりいくらという金額を見ていくことおすすめします。
とはいえ、最初は投資額の見当がつきにくいと思いますので、無理のない金額で試してみるといいと思います。

プロセスで考える

あななのビジネスにも必ず、成約になるまでのプロセスがあると思います。そのプロセスごとの成果を考えるといいと思います。
例えば、問い合わせを1件獲得するのに、WEBサイトやページのアクセス数が、何回必要かといった数値が出てきます。
平均した数値が指標になります。問い合わせ数の向上には、ページのなかの改善も必要ですが、これは別の機会にご紹介します。

数値計測は正確に

成約には面談による商談が必要な場合、問い合わせの獲得が成果となります。この場合は、メールだけでなく電話の本数の計測もしてください。電話による問い合わせが多い場合は、広告媒体ごとの電話番号を用意することもあります。
最近ではLINEなどのチャットでの問い合わせも多くなってきています。計測する仕組みは、ぜひ問い合わせを受付けに関係するみなさんでしっかり共有してください。