あけましておめでとうございます。

今日は1月2日。新しい年の思うことを書き留めたいと思います。

まだ1年くらいですが、友人にすすめられて、「致知」という雑誌を読んでいます。
ご存知の方も多いと思いますが、大変歴史のある雑誌で、サブタイトルは「人間学を学ぶ月刊誌」です。
なかなか全部読みきれないですが、いくつも心に残る言葉に出会うことができます。

過去と他人は変えれず、未来と自分は変えれるといいますが、
新しい年は、昨年12月はじめから考えていた「変わる」をテーマにしてみようと考えておりました。

「致知」の最新版に、メルセデス・ベンツ日本のCEO 上野金太郎氏が、「二十代をどう生きるか」のコーナーの記事を寄せています。心に残ったところをご紹介します。

--いまの時代、同じことをただ継続するだけでは必ず行き詰る。成功体験は何度も通用しない。ゆえに
うまくいったら新しいページを捲り、ゼロからスタートする。自らが変数となって次の一手を考え続ける。それこそ企業が生き残る唯一の道ではないか。--

上野氏は2012年、歴代初の日本人社長に就任以来、斬新な仕掛けを打ち出し、二年連続で過去最高の販売台数を記録されました。
「いままで接点のなかったお客様にリーチアウトするには、いままでと同じことをやっていてはダメです。」
とも述べられているように、果敢にあたらしことにチャレンジすることで、わかることや得られることがあるんだなと、氏の言葉からより強く思いました。

私どものお客さまでも、50年 80年 100年 150年と継続している会社やお店がございます。
共通しているのは、やはり時代に応じて変わり続けているところです。製造卸から、製造小売へのように業種はそのままに、業態を時代に応じて変わり続けておられます。
また、小売業であろことは変わらずに、販売チャンネルや販売方法や販売場所(店舗)を時代に応じて変えることで変わり続けているお店もあります。
時代にあわせて変化できてこそ老舗、でも変えてはいけないものは決して変えないのも老舗なんだと思います

氏は次のようにも言われています。

–右肩上がりは経営者が目指すべきもの。新しい試みへの挑戦はブランドの鮮度を保つためでしょう。–

情報が溢れるこの時代、メルセデスといえどもブランドを守り続けるのが難しい時代です。